株式会社MIXI 様主催の MIXI Bug Shooting Challenge #8(不具合調査体験ワークショップ)に参加してきました。その参加記です。
本イベントのネタバレが無いように、内容が抽象的になっている点はご了承ください。
1分で分かる Bug Shooting Challenge
とは
- MIXI Bug Shooting Challenge とは、ログやソースコードからシステムのバグを見つけ出し修正まで行うワークショップ。
- 新入社員研修で受講者から大変好評だった「不具合調査研修」を学生向けにしたもの。
- 2人1組となって取り組む。
おすすめポイント
- CRE という職種の業務を体験できる。
- 色々な技術に触れられる。大規模データに触れられる。
- ランチや懇親会で MIXI のつよつよエンジニア社員方と話せる。
- MIXI のステッカーやお菓子をゲットできる。
- めちゃくちゃキレイなオフィス体験ができる。
- 1 Day という短い期間だけど満足度が高い。
MIXI Bug Shooting Challenge とは
(前略)
不具合調査業務を体験できるワークショップを開催する運びとなりました。
その名も Bug Shooting Challenge (以下、BSC) です。
BSCはもともとCREグループが新卒エンジニア向けに行なっていた不具合調査研修をベースとしています。
(中略)
BSCではイベントを楽しんでもらうための工夫として、バグを仕込んだゲームサーバを用意いたしました。イベント当日は2人1組となって、このゲームサーバのログから不具合の原因を特定し、ソースコードの修正まで行なっていただきます。
上記の通り、CRE の業務体験で、不具合調査・改修をしていきます。CRE (Customer Reliability Engineering) とは、カスタマーサポートと開発エンジニアの中間を担う職種です。上記引用元の記事に分かりやすく書いてあるので、詳しく知りたい方は見てみてください。
参加背景
新卒技術研修資料といえば MIXI !!!という認識を持っている私ですが、
本イベントは元々研修で行っていたものをベースに作られていることを目にして、「学生の内から体験できるだと!?」と思い、思い切って応募しました。
対象読者
Bug Shooting Challengeに参加してみようと思っている方
内容
参加までの流れ
- 応募
- 事前課題を提出
- 抽選
- 参加決定
抽選方法や倍率は分かりません。
ただ、事前課題で GitHub Gist を用いてコードを提出するのですが、なるべくコメントを書くようにしました。
当日のタイムライン
- 流れ説明
- ランチ(社員の方と雑談)
- 環境構築・チュートリアル
- Bug Shooting Challenge!
- 懇親会
使用技術
メインで触れるのは BigQuery / MySQL と Rails、GItHub です。
BigQuery は初めて触りましたが、めっちゃいい経験になりました。
Challenge 結果
まさかの最優秀賞を受賞できました。
修正まで行えない問題もあったので、まさかのでした。
意識したこと
Challenge する上で特に意識したことを書いておきます。これを意識すれば最優秀賞も狙えるかも…?
- 仮説を立てる。そして、書き出す。
- 意識すべき、と社員の方も言っていたことです。
- 私自身、開発などの際に仮説は立てるのですが、言語化せずにぼんやりと頭の中で行うことが多いので、今回は意識しました。良いトレーニングになりました。
- パートナーと上手く連携する。
- 高パフォーマンスを出したいなら、絶対に意識すべき点です。
- 具体的には以下です。
- 逐一情報を共有し合う。「何しているか」「そこからこんなことが分かった」など。
- 分業化。やることを任せ合う。
- 適切な情報量でバグ調査報告をする。
- バグ調査報告は GitHub の Issues で行います。
- バグの箇所をただ明示するだけでなく、その根拠をきちんと書くことが重要で、その根拠の発見プロセスも書くようにしました。ただ一方で、冗長にならないように気をつけました。
特に、バグ報告の際の情報量が最優秀賞を取る上での鍵になったようです。
参加してみて
正直、楽しすぎた一日でした。
エンジニア社員の方々皆さん優秀で、憧れましたし、とても刺激になりました。
最後に
運営してくださった社員の方々、参加者の皆、そして、一緒に頑張ってくれたパートナー、誠にありがとうございました。